■MLB レイズ 7ー2 レッドソックス(日本時間12日、トロピカーナ・フィールド)
レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地・レイズ戦に「4番・レフト」で先発出場、3打数無安打で2試合ぶりのノーヒット、レイズは開幕からの連勝を11に伸ばした。
メジャーでは36年ぶりとなる開幕10連勝と勢いにのるレイズ。レッドソックス・吉田は1回の第1打席、レイズの開幕投手を務めた先発のS.マクナラハン(25)と対戦。コントロールが定まらない立ち上がりを良く見てカウント3-1とするとストレートを狙ったが156キロのストレートに振り遅れて三塁方向に鋭いファール。吉田は打席で苦笑いを浮かべた。最後は159キロのストレートを見逃し、四球を選んだ。
4回、先頭打者で迎えた第2打席の吉田は、ここまでノーヒットピッチングのマクナラハンに力で抑え込まれ156キロのストレートでピッチャーゴロ。
0-5とリードされた6回、無死一、三塁のチャンスでの第3打席は、レイズ2人目のG.グレビンジャー(28)にシンカーを2球続けられカウント0-2と追い込まれると、4球目も152キロのシンカーで詰まらされセカンドゴロ併殺打、動くボールにアジャスト出来なかった。
8回、2死一、三塁でもレイズ4人目、右腕のサイドスロー・R.トンプソン(30)の145キロのストレートにタイミングが合わずショートフライに倒れた。吉田は3打数無安打1四球で2試合ぶりのノーヒット。ここ5試合では16打数3安打、打率.186と調子を落としてきた。チームは連敗で借金1、一方レイズは開幕からの連勝を11に伸ばした。