石川県政担当の中村雅人記者と、北陸学院大学社会学部・若山将実 教授とともに県議選の結果を分析していきます。中村さん今回の選挙結果でどのよう変化が見られますか?

中村記者
「まずは政党別で見ると、自民が改選前から2議席減らしたものの、30席を獲得し過半数を確保しました。立憲民主と公明は2議席、共産、社民、参政は1議席と改選前と同じ議席を維持し、無所属の議員は4人です。非自民系では無所属新人の田中美絵子さんが金沢選挙区でトップ当選を果たし、また、参政党から初めて立候補した現職・川裕一郎さんが当選しています。一方、県議選に初めて候補者を擁立した維新の会は議席を得ることが出来ませんでした。」
若山教授、こう見ると自民1強という県議会の構図は変わっていないように見えますね。

若山教授
「構図自体は変わらないと思うんですけども、今回の県議選での馳浩知事の様々な行動が、構図は同じでも今後、様々な違いを生み出していくのかなと思います。」