20年ぶりに新人同士の戦いとなった大分県知事選挙は前の大分市長の佐藤樹一郎さんが27万票あまりを獲得し初当選しました。
県知事選は投票の結果、佐藤樹一郎さんが27万1400票を獲得し、安達澄さんにおよそ6万8000票の差を付けて初当選を果たしました。
佐藤さんは広瀬県政の継承・発展を訴え、経済団体主体の「組織戦」を展開。政策として人口減少対策や観光振興などに取り組んでいく考えを示しました。
(佐藤樹一郎氏)「国と県と18市町村がしっかりと連携し、県民の負託に応えるべくこれから粉骨砕身取り組みたい」
一方、安達さんは広瀬県政からの転換を訴えましたが、支持は思うように広がりませんでした。
(安達澄氏)「思いが結果的には届かなかったことは非常に残念。大変申し訳ございません」
知事選の投票率は51.45パーセントと過去最低だった前回から4.04ポイント上昇しました。