保守分裂の一騎打ちとなった石川県議選輪島市選挙区(定数1)は、自民・現職の宮下正博氏が7783票を獲得し、190票差で無所属・新人の北村麻記子氏を破って6期目の当選を果たしました。
宮下氏は5期20年の実績で築き上げた中央との人脈をアピールし「災害に強い街づくり」と「人口減少問題」を次の4年への課題に挙げ支持を呼びかけました。
一方、元衆院議員・北村茂男氏の次女である北村麻記子氏は「輪島新時代」を掲げ、市内各地をめぐり住民1人1人と握手して周るなど若さを生かした選挙戦を展開。馳知事が何度も応援演説に駆けつけるなど、強いつながりもアピールしましたが、強固な組織力を生かしたベテラン県議には及びませんでした。