新潟県立新潟テクノスクールの生徒だった会社員の男性(当時25歳)が、担任指導員だった県の職員から暴言や暴行を受けたと訴え、2017年に自殺した問題で、県の第三者委員会は3月20日、「複数のハラスメントがあった」とする調査報告書を県に提出しました。暴言や暴行などを否定した県の調査を覆す形となりました。
第三者委員会が発表した内容をもとに、男性が亡くなった経緯や“ハラスメント”の有無、県の対応について振り返ります。
“第三者調査委員会”を設置した経緯は
2010年4月から2012年3月まで新潟県立新潟テクノスクールに在籍していた元生徒の男性が、2017年7月22日ころに死亡した問題で、男性は遺書と思われるメモ2枚に自筆で、当時の新潟校で「元担任の指導員からいじめを受けて苦しんでいた」旨を記載していました。
また男性は、亡くなる前の2016年11月ころから2017年7月21日までの間に、元担任指導員の職場に電話をかけていて、県の担当部署がこれに対応していたということです。
2018年3月、男性の親族と県の職員が面会し、県の職員が関係者に聴き取り等の調査を始めました。県は2019年1月に調査結果をまとめ、「修了生のご家族限り」とした報告書で調査結果の報告を行いました。また2019年5月、県は男性の親族からの申し出などから専門的な知見を持つ第三者による客観的な調査及び検証を行うために、新潟県は第三者調査委員会を設置しました。














