山口県山口市の神社で、「一の坂川ひな流し」で流された“ひな”や“ひな舟”のお焚き上げが行われました。
お焚き上げは、神仏に関わるものや思いがこもったものなどを、おはらいをして焼却することです。
今月2日に行われた「一の坂川ひな流し」で使われたあと回収された“ひな”や“ひな舟”が古熊神社に集められました。
集められたひな舟はおよそ400隻。
おはらいをしたあと火がつけられました。
出席者は大祓詞を唱えて、“ひな”や“ひな舟”が燃えるのを感慨深そうに見つめていました。
山口ひな流し実行委員会・冨永嘉子代表「(ひな流しは)自分の汚いところ、嫌なところとか悪いことをしたとか、形代に預けてお舟に乗せて流す。お焚き上げで神様に預ける。流したあとに一年間、きれいな気持ちで過ごしてくださいという意味があるんです」
実行委員会では、これからも山口の風物詩として続いてほしいと話していました。














