独自のスタイルで人気を博す東京のハンバーグ店とよく似た店が今、全国に相次いでいます。Nスタが実際に調べてみるとコンセプトだけでなく、店のロゴなどもよく似た実態が明らかに。問題はないのでしょうか。

炭火でこんがりと焼いた、熱々のハンバーグ。
このハンバーグを求めて連日、行列ができる人気店。東京に2店舗展開するハンバーグ専門店「挽肉と米」です。
女性客
「きょう私神戸から来たんですよ。東京来たら絶対来たい」
男性客
「都内で1番美味しいハンバーグ屋です」
これほどお客さんを惹き付ける秘密は、その提供の仕方にあります。
ハンバーグ3つを1つずつ、できたての状態で提供。またご飯も炊きたて。飽きさせないために8種類の薬味なども用意しています。
■大人気ハンバーグ店が告発 コンセプトもイラストも酷似の店
独特のスタイルで大人気店に成長した「挽肉と米」ですが、実はいま、ある問題に悩まされていると言います。
「挽肉と米」共同経営者 清宮としゆきさん
「オペレーションが全く同じであったり、メニューがほぼ同じであったり」
「挽肉と米」共同経営者 山本昇平さん
「お店を出した2年前以降、すごく早いペースで似たようなお店がたくさんでてきている」

こう話すのは店の経営者の2人。メニューに提供スタイルなど、ほぼすべてを模倣されているといいます。さらに、「挽肉と米」のイラストは、ご飯の上にハンバーグがのった、白黒のデザイン。一方、福岡にある店のインスタグラムに載っているイラストを見ると、「米」の文字の右下には「挽肉と米」によく似た“ご飯の上にハンバーグがのった白黒のイラスト”が描かれています。このイラストを「挽肉と米」のイラストと比べると、確かにソースの形はほぼ同じです。

「挽肉と米」共同経営者 山本昇平さん
「ハンバーグのイラストの感じとかすごく似ている。ソースのたれぐあいとか同じですよね」
SNSでは “系列かなと思ってました。ひどすぎる…”
「挽肉と米」共同経営者 山本昇平さん
「お客様が僕たちに似た店を僕たちがやっている店だと勘違いして行かれる。戸惑いがあるということが何度も何度も起きている」