坂本可織記者
「お! かぶっている人います! またいました、かぶっている人!」

ヘルメット着用している人
「努力義務になるのがいいきっかけになると思ったので。こけたこともありますしね交通事故があったらと思って」
「子どもが、かぶらないとといって、ヘルメットを買ってきたので」

坂本可織記者
「少しだけ前回より増えたかなという感じですが、まだそこまでたくさんの人がかぶっているという感じではないですね」

この日、午前8時台の30分間にヘルメットを着用していたのは104人中、7人でした。3月は113人中、1人。今回は104人中、7人。努力義務となり、ヘルメットを着用している人数は少し増えているようです…。

しかし、「努力義務」となった割には、まだまだヘルメット着用が進んだとは言い難い結果となりましたが…。

ヘルメットを着用していない人
「抵抗はありますね、さっと出ていくのにヘルメットを持っていくという作業が発生するし、特に女性の方は髪の毛とかも気になるでしょうし」
「(ヘルメットを)持ち歩かないといけないという意味では非常に難しい」
「レンタサイクルを使っている以上厳しいな」

ヘルメットを持ち歩かないといけない…、保管する場所がない…という声も。

市民や観光客など登録した人が誰でも広島市内などおよそ130箇所で乗り降りできるシェアサイクル「ぴーすくる」を利用する場合、ヘルメットはどうしたらいいのでしょうか。

広島市 自転車都市作り推進課 柴田知子課長
「通勤などで日常的に(ぴーすくるを)使われている方については可能な限り自分のヘルメットを準備してもらいたい。自転車と一緒に貸し出しするということは考えていないです」

3日に取材した段階では、サイズに個人差があり、利用者全員に合うものを用意できないことなどをあげ、こう話していました。実際に努力義務化が始まると、さっそくこんな動きが…。