与那覇のボクシングの原点はー
果敢に前へと攻めるファイトスタイル。その原点は、沖縄で名伯楽から教わったボクシングでもあります。

初めてグローブを手にはめたのは高校生の時。中学まで空手や柔道をやっていた与那覇は、そこで沖縄をボクシング王国へと導いた金城眞吉監督と出会います。
与那覇勇気「基礎をめっちゃ叩き込まれて、少しガード下がったら怒られるし、変な足のステップだったりしたら怒られたりしていたので。セコンドに帰るほうが怖いぐらいの、監督だったのでセコンドに帰る前に終わらせようみたいな感じでやってましたね」
金城監督の下、厳しい鍛錬を乗り越えた与那覇は高校の選抜大会でも優勝。ボクシングにのめり込んでいきました。
沖縄尚学を卒業後、東洋大学を経て真正ジムへ。プロボクサーとしてはベテランの域に入った32歳。金城監督の指導を受けた、最後のプロボクサーとして夢を追いかけ続けています。

与那覇勇気「改めて考えると、(監督の教え子はもう)俺だけなんだと思って、より世界チャンピオンにならなきゃって思いますよね」
Q今のスタイルと見たらなんと言われますかね?
「怒られますね絶対に。怒られますね(笑)」