小学校の入学式や始業式の時期を迎えました。
交通事故から子どもを守る活動の強化期間が4月6日から始まりました。


山口市の交通安全学習館には楽しみながら交通ルールを学ぶ子どもたちの姿がありました。

新生活が始まる4月は登下校に不慣れな子どもが多く、交通事故に特に気をつける必要があります。

「新入学児童等交通安全活動強化期間」で、山口県警では各地で新入生向けの交通安全教室や見守り活動を行い、事故の防止に努めます。

新小学1年生の男の子
「(横断歩道を渡るとき)手をあげたり、右左よく見たりするのを教えてもらった」

新小学1年生の子どもを持つ親
「バス通学になるので、行動範囲も広がりますし、目の届かない範囲も出てくるのでそこが心配」

新小学1年生の子どもを持つ親「(登校する)朝の時間は車がやっぱり多いのと、スピードも出てるので、歩道なんですけど怖いなって」

県内で2022年の1年間に子どもが被害にあったと確認された交通事故は118件で、131人がけがをしています。

歩行者は周りをよく確認し、ドライバーも、急な子どもの飛び出しなどに注意する必要があります。

山口県警 交通安全学習館 松橋正治 警部補
「将来子どもたちが事故を起こさない、遭わないためには、今われわれ大人が子どもの模範になると。後悔しないようにですね、運転するドライバーのかたもよく安全確認をしていただけたらと思います」

強化期間は4月15日までです。