子どもたちに楽しみながら交通安全を学んでもらおうと山形県トヨタ会が6日、山形市に交通安全の絵本を贈りました。

県トヨタ会は子どもたちの交通安全を図ろうと市に毎年、交通安全を楽しく学べる絵本や紙芝居を50年以上前から寄贈しています。

6日は山形トヨペットの鈴木政康社長が市役所を訪れ、佐藤孝弘市長に150冊の絵本を贈りました。

絵本や紙芝居は毎年異なる題材を取り上げていますが、今年は、子どもの交通事故の主な原因である飛び出しや、ひとり歩きに着目したものとなっています。

山形トヨペット株式会社・鈴木政康社長「事故が無くなるということは(私たちの)当然の使命だと思います。特に今回は小さいお子さんに飛び出しを注意するような内容の絵本になっておりますので楽しく読んでいただいて事故の防止につながれば何よりだなと思います」



寄贈した絵本は市の交通安全教室などで配られるほか、他にもおよそ3万5000冊の絵本が県内の保育所や幼稚園などに通う全ての園児に配布されるということです。