看護師が医師の手順書をもとに高度な医療行為を行える「特定行為」の研修が宮崎市内の病院で始まりました。

「特定行為」の研修は、宮崎大学医学部附属病院で始まり、6日は、研修センターの開所式などがありました。

「特定行為」とは、専門的な知識や技術を身につけている看護師が医師の手順書をもとに行える高度な医療行為のことで、国が2015年から研修制度をスタートさせました。

研修センターでは、県内で働く4人の看護師が1年間、医師による講義などを受けることになっています。

(研修生 迫 嵩博 さん)
「今回の研修を受けて専門性を高めて、知識も増やして患者さんに還元できればいいなと思っております。」
(研修生 杉尾晴香さん)
「医師とのタスクチェンジ、シフトチェンジとかをしていって患者様に利益を生むような看護師を目指していきたいと思います。」

研修を受ける4人は、さっそく、7日から講義を受けることになっています。