新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、福島市は「乳幼児用」ワクチンを接種する対象の子ども57人に、誤って「小児用」の接種券を送っていたと発表しました。
子どものワクチン接種は、6か月から4歳までの乳幼児は、初回接種3回のうち、1回でも「乳幼児用」のワクチンを接種していれば、5歳になった後も、3回目まで同じ乳幼児用ワクチンを接種することになっています。
しかし、福島市では、去年11月28日から今年3月29日までの間に、乳幼児用ワクチンを1回以上接種している5歳になった子ども57人に、本来は必要のない「小児用」ワクチンの接種券を、誤って送っていたということです。
4月3日、接種券を受け取った市民からの指摘で発覚し、市が調べたところ、データの抽出に誤りがあったことがわかりました。
この誤送付による間違い接種はなかったということです。
市は、納品される抽出データの確認を徹底するなどして、再発防止に努めるとしています。














