4月1日に帰還困難区域の一部の避難指示が解除された福島県富岡町でも、町の希望となっている小中学生あわせて13人が入学式に臨みました。
震災前の富岡1小、2小、富岡1中、2中の4校が併設された富岡小中学校で入学式が行われました。
去年の春に開校して、今年が2回目の入学式です。この春、入学するのは小学校に9人、中学校に4人の合わせて13人です。
式では武内雅之校長が「自分や友達、周りの人たちを大切に夢を見つけ、夢に向かって前進していきましょう」と新入生を激励しました。
また、新入生を代表して中学生になった加藤百花さんが「失敗してもくじけず精一杯頑張る気持ちを持って、中学生活を送っていきたい」と抱負を話しました。
加藤百花さん「中学生になるのが早かったなと思っています。夜の森の桜のイラストというか絵を描きたいです。それが夢ですかね」
復興を目指す町の未来へ希望を抱き、新入生たちは新たな一歩を踏み出しました。














