東京五輪スケートボード・女子ストリートで日本選手史上最年少(当時13歳)の金メダルに輝いた西矢椛(15)が5日、大阪の大阪学芸高校の入学式に出席し取材に応じた。

スケートボードの練習は今後も1日3時間で週5回続けるという西矢は、高校で頑張りたいことを聞かれると「勉強が追いついてないので、勉強を頑張りたい」と学業とスケートボードの両立に意気込みを示した。

また、高校での新しいチャレンジに「英会話」を挙げ、現在週2回のレッスンに通い「挨拶と“How are you”程度は出来ます。今後はもう少し喋れるように頑張りたい」と目標を語った。

競技面では「バックサイド系の技が多く、フロントサイドの技を多く増やしたい」とさらなる上を目指し新たな技の習得に挑む。

今後は4月にシカゴで行われるスケートボードの世界最高峰リーグ「SLS」への参戦など、ワールドクラスの大会に出場する予定。西矢は1年後に控えたパリ五輪を見据え「(出場する)大会で上位に居られるように頑張ります」と強く意気込んだ。