“飲み会復活” 可哀想なくらい嫌がってる社員も・・・

南波キャスター:
気になる上司の声を聞いてみました。

50代・部長職
「『新人はグラスが空いたら飲み物を聞かねばならない』という教育を受けてきた。強制はどうかと思いつつ求めてしまう面も・・・」

これは教育を受けてきた立場としては若干思ったりもするんです。「大丈夫」と言いつつも、それでも「次の飲み物を聞かないのかな?」と新人に対して思ってしまう、嫌な面があります。自分だって気づかなかったり駄目なところがあるのに。

萩谷弁護士:
「自分は上司に全部おごられてきたから、自分も後輩におごるんだ」というのはいいと思います。ですが、「(空いたグラスに)注げ」というのは危険です、今は。

井上キャスター:
今はパワハラやセクハラがあるので上司の方が気を使います。私は正直、南波くんを誘うのも、本当に彼は行きたいのか気になります。あまり軽々と誘えないです。

ホランキャスター:
「本当に嫌だったらいいんだよ」っていうのも面倒くさいし、向こうに気を使わせてしまうのがわかるから。結果誰も誘わなくなるっていうね。

南波キャスター:
一緒に楽しく飲んだじゃないですか…

井上キャスター:
それだけ気を使っているの。

南波キャスター:
誰と行くかが重要ですからね。ほかにもこんな声もありました。

30代・会社員
「我々は昭和世代なので『付き合い』が多かった。今の時代に合った形でやらねば」

SNSで悩める上司 Aさん
職場の飲み会が復活で後輩が可哀想なくらい嫌がってる。強制じゃないし行かなくても良いのよ・・・」

飲み会に行きたいという声を取り上げましたが、「行きたくない」という声ももちろんあると思います。“強制じゃないよ”という救いの声もあります。

ホランキャスター:
少し前までは新型コロナウイルスの影響もあったので、「コロナが心配なので私飲みに行きません」というのが断り文句として通用していましたが、今それが結構使えない部分がありますよね。

井上キャスター:
どうやって断るかも、やっぱり会社員としての処世術として大切。勉強ですよ。これがダメか…

萩谷弁護士:
飲んで腹を割って話せるというのはあると思います。私たちはバブルの頃に就職して、上の人は接待文化が旺盛だったので「飲まないと出世に関わる」とか「仕事が取れない」とか、そういう風潮がありました。それを引きずっている上司がいるなと感じます。私たち世代が気をつけなければいけません。

井上キャスター:
あとやっぱり今の時代、後輩から声をかけてもらうのを、上の人はやっぱり待っていると思います。

南波キャスター:
じゃあ井上さん、行きましょう!

井上キャスター:
嬉しいじゃない。