未来を拓くために
只野さんは、避難の重要性以外にも自身が仲間とともに困難を乗り越えた経験をもとに、仲間の大切さも生徒に伝えました。
只野哲也さん:
「自分の良さを仲間とともに深める、新たな出会いを求め活動の輪を広げる、未来を拓くために志をさらに高める。みんなで思いや志を高めていってもらえたらなと」
講話を聞いた生徒たちは、震災をより深く理解してくれたようでした。

生徒:
「熊本地震も大きかったけれど、そういうレベルじゃない。とても大きな災害でとても大変だったということ、また改めて知ることができました」
「自分も募金活動するにあたって、3.11のことを調べたけど想像できないくらい凄い災害だったので、復興が終わるまで続けていきたいなと思いました」

遠く離れた場所で「支援」と「思い」を受け取った只野さん。
仲間とともにさらに前へと歩んでいくために。只野さんの大川への思いはさらに強まっていました。

只野哲也さん:
「子どもたちが、誰もが安心して、ただいまって帰ってこれるような居場所作りのために、生徒さん達から頂いた寄付を大切に使わせていただきたいと思っています。未来のために。未来を拓くために」