新入生が一堂に会する形は4年ぶりです。
山口大学の入学式がありました。

記者「真新しいスーツに身を包んだ新入生が、ずらりと並んでいます。その顔を見ますと…今年からはマスクの着用は個人の判断ということで、着けていない人の姿も見られます」

入学式には、4年ぶりにすべての学部・大学院の新入生が一同に会しました。
今年の新入生は、大学・大学院合わせて2500人あまりです。

新型コロナの影響で、3年前は中止に。
去年とおととしは、午前と午後の2回に分けた分散開催でした。
保護者の出席は見送られましたが、式の様子はインターネットで配信されました。

谷澤幸生学長が「若者らしく果敢にチャレンジし、夢を追いかけてほしい」と新入生を激励しました。


入学生宣誓「大学生の使命を自覚し、人格の完成と学術の研さんに専念して、人類文化の向上に寄与したい」


式の進行はコロナ前に戻り、在学生による合唱やチアリーディングでの歓迎も行われました。

新入生(農学部・三重県出身)「(コロナ禍の高校生活は)いろいろ中止になってしまって大変だった。(大学では)自分の興味のあることに全力で取り組んでいきたい」
新入生(国際総合科学学部・鹿児島県出身)「サークルやボランティアに出ていろいろ社会のことも知りたいし、あと、この学部は留学もあるので海外にも行ってみたい」


新入生はこれから始まる大学生活に胸を躍らせていました。

去年、入学式直後の授業はリモート併用でしたが、今年は対面が基本で、アフターコロナを感じさせる学生生活のスタートとなりました。