国の特別名勝・金沢市の兼六園で3月27日から4月2日まで7日間行われた花見シーズンの無料開園期間の入園者数が過去最多となったことが石川県のまとめで分かりました。

金沢城・兼六園管理事務所によりますと、兼六園で3月27日から4月2日まで7日間行われた花見シーズンの無料開園期間の入園者数は、44万8100人で、新型コロナウイルスの影響を受けた前の年と比べて87.7%増加しました。花見シーズンの無料開園を開始した1977年以降では、これまでで最も多かった2017年の43万8100人を1万人上回り、過去最多となりました。
また金沢城公園の入園者数も32万6200人で、これまでで最も多かった2016年の23万3600人を10万人近く上回り、過去最多となりました。

入園者数が過去最多となった要因として県では新型コロナウイルス感染症に対する規制が緩和されたことに加え、期間中、晴天に恵まれたことソメイヨシノの満開が春休みと重なったことなどを挙げています。