これから始まるキャンパスライフに期待が高まります。山口県立大学で4日、入学式がありました。

奥野粋子・アナウンサー
「真新しいスーツに身を包んだ新入生たち、これから憧れのキャンパスライフをスタートさせます」

新たに入学したのは、学部生・大学院生合わせて346人です。去年まではコロナの影響で入学式も各教室に分かれてオンラインで開催していましたが、今年は一堂に会する形が復活しました。

新入生代表・国際文化学部 吉安芽衣子さん
「歴史と文化に育まれたこの西京の地で学生の本分である勉学はもちろん、様々なことに挑戦し地域社会に貢献できる人材になるべく、精進して参ります」

今年の入学生の多くはコロナ一色の高校生活を経験した世代でもあります。

新入生
「今年からマスクが解禁されたのでそういうところもよかったと思います。将来はデザインとかで地域を盛り上げていけるような仕事に就けたらなと思っています」
別の新入生
「見ていて気になったのはキックボクシングサークル(まわりの反応え~!?)」
別の新入生
「将来は学校の先生になりたいです。英語の先生に」
別の新入生
「将来は本を作る仕事に就きたいと思っているので、半分不安で半分ワクワクしています」

新入生たちはこれから始まる新生活に胸を膨らませていました。

周南公立大学でも

かつての徳山大学で、開学2年目を迎えた周南公立大学の入学式には、新入生341人が出席しました。公立化で学費が安くなったことなどから受験生が増え、一般入試の志願倍率は前期・中期でおよそ20倍となり、全国の国公立大学の中で、最も高くなりました。式では新入生を代表して、下松高校を卒業した経済学部の森田愛友莉さんが「勉学や諸活動に励み、充実した学生生活を送る」と誓いました。

新入生
「(記者:昔からの友達なんですか?)いえ、さっき友達になりました。ワクワクします、楽しみです」
別の新入生
「とりあえず自分の目標を見つけて、しっかり頑張りたいと思います」

大学では来年度(2024年度)に情報科学部や看護学科の設置を目指していてるほか、地域の活性化に向けて、学生と企業・行政などと連携を図りたいとしています。