ことしのできは「上々」でした。山口県産の新酒のできを競う鑑評会の表彰式が4日、ありました。新酒鑑評会は県内の酒蔵の技術の向上を図ろうと開かれています。今年度は大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、西都の雫の4部門で県内17の酒蔵から116の新酒が出品されました。大吟醸酒の部門で最優等賞を受賞したのは、新谷酒造の「わかむすめ燕子花」です。バランスが評価され、2年連続の受賞となりました。

新谷酒造株式会社・杜氏新谷文子さん
「ほんとに多くの皆様のご支援をいただきながら造ってまいりましたので(2年連続受賞という)こういった形で恩返し出来たのかなと…。」

澄川酒造場の「東洋美人」は純米吟醸酒と純米酒の部門で最優等賞を受賞しました。

県オリジナル酒米「西都の雫」を51パーセント以上使用した西都の雫部門は、岩崎酒造の「長陽福娘」が特別奨励賞に選ばれました。5月21日には「新酒の発表会」が開かれる予定です。