アメリカ上空を飛行していた中国の気球が軍の施設からの電子情報の傍受に成功していたと報じられたことについて、中国政府は「気球の飛行は完全に偶発事件だ」と改めて主張しました。

アメリカメディアは3日、アメリカ軍が2月に撃墜した中国の気球が複数のアメリカ軍の施設からの情報の傍受に成功していたと報じました。

これを受け、中国外務省の報道官は4日の会見で「民間の気球がアメリカの上空に流されたのは完全に不可効力による偶発的な事件だ」とあらためて主張。

「偶発的な事件を歪曲、誇張し、政治的にもてあそぶことに断固反対する」としています。