デジタル化に対応するため山口県警察本部に3つの課が新たに設けられ、発足式がありました。

山口県警に新たに設けられたのは増えるサイバー犯罪に対応する「サイバー犯罪対策課」捜査のデジタル化などを促す「捜査支援分析課」県警全体のデジタル化を推進する「情報技術推進課」の3つの課です。あわせて75人が、それぞれの課で活動します。犯罪の広域化や高度化に対応するのが狙いで、新たな組織の発足は5年ぶりです。

山口県警サイバー犯罪対策課・井上成章課長
「誰もが安心安全な状態でサイバー空間を利用できるようにということを主体に取り組んでいきたい」

パソコンに警告画面が出て金を要求される「サポート詐欺」など、サイバー犯罪の相談件数はこの5年で3倍近くに増えていて、2022年は4468件で過去最高になっています。サイバー犯罪対策課では今後、県民への広報活動にも力を入れたいとしています。














