新年度が本格スタートです。
宮崎県内でも大学の入学式や企業の入社式が行われ、それぞれが新たな生活をスタートさせました。

シーガイアで開かれた宮崎大学の入学式。
宮崎大学には、今年度、5つの学部や大学院に1369人が入学しました。

(宮崎大学新入生代表・医学部 大森壮真さん)
「仲間たちと切磋琢磨し、それぞれの夢や目標に向けて全力で取り組んで参りますことをここに宣誓いたします」

式では、鮫島浩学長が「生涯の財産となる知識や技術を身に付ける努力をし、学生生活を思う存分楽しんでください」と新入生にエールを送りました。

(新入生)
「自分のやりたい勉強をしっかりと取り組みたいと思う」
「日本で過疎化だったり、空き家とか問題になっているから、その問題について取り組みたいと思っています」

また、新入生からは、新型コロナが収まりつつある中での新生活スタートに期待を寄せる声が聞かれました。

(新入生)
「高校生活はずっとマスクを着けた状態だったので、相手の顔を知らなかった友達もいたから、友達関係とかもっと築けていけるんじゃないかと思う」
「これからどんどんマスクも外して、友達と喋る機会を楽しみにしながら、たくさんのことをしていきたい」

新入生は今月10日から講義に臨むことになっています。

一方、宮交グループでは4年ぶりとなる合同入社式が行われ、新入社員48人が社会人としての第一歩を踏み出しました。

式では、宮交ホールディングスの渡邊俊隆社長が「新しいステージの宮交グループを一緒に作り上げていきましょう」と訓示しました。

(宮崎交通・新入社員代表 小林七夕さん)
「コロナ禍という誰もが経験したことのない時間の中で、私たちは時代の流れに順応し、きょうまで乗り越えてきた私たちは、この経験を自分自身の強みに変えて、コロナ禍以降の新しい時代に若い力で挑んでいきます」

(宮崎観光ホテル 川野魁士さん)
「私は宮崎観光ホテルでいろんな人と話して、宮崎のことを知ってもらい、一流のホテルマンになれるよう頑張りたい」

(宮崎交通 出原航也さん)
「仕事として慣れないことがたくさんあると思うが、一日一日を大切にして、笑顔と感謝の気持ちを忘れずに、日々、仕事に取り組んでいきたい」

新入社員は、4日からそれぞれの会社で研修を受けることになっています。