福島県富岡町では4月1日、復興拠点の避難指示が解除されます。
町のシンボル「夜の森の桜」は、今年も満開となり、訪れた人たちの心を癒しています。
安部遼アナウンサー「JR夜ノ森駅からすぐ近くの桜並木です。道路を覆うサクラのトンネル、心が和みます。」
満開になった、富岡町のシンボル「夜の森の桜」。
去年1月に夜の森地区の立ち入り規制が緩和されたことを受け、全長およそ2.2キロメートルにわたり、420本ほど植えられた桜並木を今年も楽しむことができます。
今年は、平年よりも9日早く開花しました。

福島市から来た60代男性「木が覆い被さっていて、空全体にサクラが咲いている感じで本当にキレイですね。」
郡山市から来た8歳の男の子「ピンク色が濃くてきれいでした。」
郡山市から来た30代女性「念願のサクラが見られて感動しています。ジーンときてしまいます。」
富岡町では、夜の森地区を中心とした約390ヘクタールで、あす4月1日に避難指示が解除されます。
毎年咲き続けてきた夜の森の桜は、これからも町のシンボルとして人々を迎えます。
夜の森地区出身で毎年いわき市から訪れている60代女性「12年って長いですよね。ここに来られることをすごく毎年楽しみにしています。涙が出そう。どこのサクラを見ても、私の出身地のここのサクラが日本一だと思って、自負しています。」















