宮崎県は、障害者を養育している人に支給する特別児童扶養手当について、あわせて216万円余りの過払いが発生していたと発表しました。

県障がい福祉課によりますと、過払いがあったのは、視覚障害のある人を養育している県内の受給者4人で、過去およそ5年間であわせて216万円余りを多く支給していたということです。

過払いは、障がい福祉課の職員が障害の認定基準の確認に使っていたチェック表に誤りがあったことが原因だということです。

県は、4人に対して謝罪したうえで、過払い分の返還について説明を行っているということです。

県は、複数の職員による確認や、適正なチェック表の作成などを行い、再発防止に努めたいとしています。