2021年の松山英樹の優勝を放送席で涙を流しながら見届けた、中嶋常幸プロ(解説)、宮里優作プロ(ゲスト解説)、小笠原亘アナウンサー(TBS)。翌年の第86回大会も放送席から見守った“もらい泣きトリオ”が、大会4日間を振り返った。

【2022年のマスターズ】
優勝は世界ランク1位、アメリカのS.シェフラー(25、当時)。2日目からトップを守り、通算10アンダーで歴史あるマスターズの86代王者に輝いた。

史上4人目の連覇を目指した松山英樹(30、当時)は、首痛が心配されたなか、14位タイで終えた。トップと11打差でスタートした松山の最終日は、5バーディー、5ボギーの72で通算2オーバー。ホールアウト後に「6アンダー7アンダーくらいを目指して頑張っていたんですが、最初のホールからパターをなかなかいれることができなかったので苦しかったですね」。首痛で調整不足だったことに関しては「なかなかいいプレーができなかったんですけど悪くてもこの位置で周れているってことはすごく良かったなと思います」と話し、大会を振り返った。

2021年の交通事故から1年5か月振りにツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズは72Hを戦い抜き47位だった。

【結果】
優勝 S.シェフラー(アメリカ)ー10
2位 R.マキロイ(北アイルランド)ー7
3位 S.ローリー(アイルランド)、C.スミス(オーストラリア)ー5
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14位タイ 松山英樹 +2
47位 T.ウッズ(アメリカ)+13