地域医療をテーマに、新潟県の花角知事と市町村長との懇談会が開かれ、医師不足や交通事情など地域が抱える様々な課題が話し合われました。

29日に開かれた知事との懇談会には下越地域を中心とした11の市町村長が集まり、それぞれの自治体が抱える医療課題を話し合いました。

【佐渡市 渡辺竜五市長】
「雪が降って、海がしけていると、助かる命が助からなくなる」

【村上市 高橋邦芳市長】
「中山間地・過疎エリア・へき地を抱えている自治体にとって、医師の確保は待ったなしの課題」

この地域医療に特化した懇談会は市長会からの要望を受けて実現したもので、県としても、医療機能のあり方や医師確保など、持続可能な医療提供体制を築くため、市町村との連携を深めるのが目的です。

【新潟県 花角英世知事】
「切実な地域課題、医療に関わる課題を改めて認識することができた」

29日で県内全ての自治体との懇談が終わり、県は共有した課題の解決に向けて取り組みたいとしています。














