少年犯罪事件の遺族らがきょう、法務省などを訪れ、損害賠償の判決が出た後も賠償金の支払いが進まず、加害者からの謝罪も受けていない現状を訴えました。
少年犯罪被害当事者の会 武るり子代表
「必ず加害者が言います。『一生かかって償います』と言います。その裁判所での言葉は守られていないんですね」
「少年犯罪被害当事者の会」武るり子代表らは法務省などを訪れ、国が賠償金を立て替え、加害者から回収する制度の創設などを求める要望書を提出しました。
被害者や遺族が自ら当事者に行った賠償金の支払い状況ついてのアンケート調査によりますと、回答があった16家族のうち半数は加害者側に損害賠償を命じる判決が出ても2割以下しか支払われていなかったということです。
「逆恨みが怖い」、「相手の住所が分からない」という理由などで泣き寝入りするケースも多いということです。
また加害者からの謝罪については、アンケートに回答した遺族の半数が「ない」と回答。「謝罪があった」とした遺族の大半も、「誠意が感じられたとは言えない」と回答したということです。
法務省は矯正教育に被害者の視点を取り入れ、犯罪の被害者や遺族の声を受刑者に伝える制度を年内に始める方針ですが、武るり子代表は、「法律ができても運用でばらつきが出てくる。新しい制度ができたら検証し、公開してほしい」と話しました。
注目の記事
『最後だとわかっていたなら』生徒の心に響く“被災者の後悔”動画の授業「最後だとわかっていたら、お弁当作って見送ったかな」【東日本大震災から15年】

【羽生結弦さん・動画公開】「唯一見えた光は星空。そんな存在になれたら」15年前の震災から復興への思い語る

「日常を一緒に作りたい」 漁業の街・大船渡市を農業で復興へ 東北最大級のトマトの産地に 山梨の農業法人との絆【東日本大震災 3.11】

がれきの中で“家族写真”探していた女性は今…2年後に住宅再建 空き地も目立つ陸前高田で暮らし続ける理由【東日本大震災15年】

「患者さんが一人でも戻るなら自分も戻る」津波で孤立した病院は海辺で現地再建 地域医療を支える覚悟<南浜中央病院の15年・後編>【東日本大震災15年】

【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】









