燃料電池自動車に水素を供給する常設型の水素ステーションが福島市にオープンするのを前に、28日、開所式が行われました。

福島市に29日にオープンするのは、常設型の水素ステーションで、福島県内でガソリンスタンドを手がける「クラシマ」が運営しています。

こちらのステーションは、県内で初めて敷地内にある装置を使って水素を製造していて、“水素”の地産地消を進めていきます。

クラシマ・倉島卓史社長「供給体制はできましたので、需要の方をこれからいかに増やしていくのかということが、これからの我々の課題でもあると思っております。」

常設型の水素ステーションが完成するのは、県内では、4か所目となります。

県は、2030年度までに水素ステーションを県内に20基整備することを目指しています。