2023年3月に岸田総理大臣がウクライナを電撃訪問したことについて、長崎市の田上市長は「G7サミットで発信する核兵器廃絶の強いメッセージにつなげて欲しい」との期待を示しました。

長崎市 田上 富久市長:
「訪問の直後に ロシアがベラルーシに戦術核を配備することで合意したことが表明されたり──まだ先が見えない状況が続いている」
現地時間の21日、岸田総理が軍事侵攻が続くウクライナを電撃訪問したことについて田上市長は「メッセージとしては意味があった」との考えを示しました。
しかし訪問から4日後に、ロシアがベラルーシに『戦術核』の配備を表明するなど、核を巡る緊張が続いていることから、今回の訪問を伏線に5月のG7広島サミットで「核兵器を使ってはならない」強いメッセージを発信して欲しいとしています。

田上市長:
「今回の訪問がG7サミットの伏線になってG7サミットで明確な核兵器に関するメッセージを出すところまで進んで行ってほしい」