EU=ヨーロッパ連合の首脳会議でロシアによる侵攻が続くウクライナに対し、今後1年間で100万発の弾薬を供与することが承認されました。

ロシアとの戦闘が長期化する中、ウクライナでは弾薬が不足していますが、23日に開かれたEU首脳会議では、今後1年で100万発の弾薬をウクライナに提供する計画が承認されました。

価格を抑えるため、加盟国が弾薬を共同購入するなどの方法をとるということです。また、フォンデアライエン委員長は記者会見で、ロシアがウクライナの占領地から子どもを連れ去ったとされる問題について、「戦争犯罪だ」と強く懸念を示しました。

そして、ポーランドの首相とともに子どもを連れ戻すための取り組みを始め、そのための会議を開催する方針を明らかにしています。