近年、子育て世代の移住が増えている宮崎県三股町では、生徒数の増加に対応するため中学校に新校舎を建て、23日、落成式が行われました。

県内の中学校で現在、生徒数が最も多い三股中学校。
生徒数は年々増加していて、2026年度には1000人を超える見込みです。

こうした中、教室の不足や少人数学級などに対応するため町は、新校舎を整備しきのう落成式が行われました。

新校舎は2階建てで8つの教室があり、LEDライトを設けるなど環境にも配慮しています。

(三股町 木佐貫辰生町長)
「若い人たちが住宅を造ってくださることから、子どもたちが多い町になってきた。子育て支援に十分力を入れながら、この町の活性化につなげていきたい」

三股町は、去年10月時点で、0歳から14歳までの年少人口の割合が17.44%と、県内トップとなっています。