宮崎市は、児童虐待などに迅速に対応するため、市独自の児童相談所を設置することになりました。

これは、宮崎市の清山市長が、22日の定例会見で明らかにしたものです。

県内には、現在、県が設置した児童相談所が3か所ありますが、このうち、中央児童相談所に寄せられた児童虐待に関する相談のおよそ7割を、宮崎市の案件が占めています。

こうした中、清山市長は、市独自の児童相談所を設置すれば、市の判断で子どもを一時保護できるようになり、迅速な支援につながるとしています。

(宮崎市 清山知憲市長)
「一元的に児童相談所を含めた子どもたちの相談・支援体制を構築することが、宮崎市の子どもたちにとってメリットが非常に大きいと思っております」

清山市長は、選挙公約の中で、市独自の児童相談所の設置を検討するとしていました。