倉敷市はジーンズやい草・畳べりなど繊維産業が盛んで、その発展のストーリーは日本遺産にも認定されています。その繊維産業の今を知ることのできる展示即売会が倉敷市で開かれています。

国産ジーンズ発祥の地として知られる児島のジーンズなど、衣類や小物・暮らしに役立つ品が集まりました。今年で10回目を迎える倉敷アイビースクエアの「倉敷繊維考房」です。

倉敷市に本社を置く企業など19社の約100種類の商品が展示即売され、岡山県内外の観光客が訪れています。

会場の一角には花ござやコースターといった、い草製品や帆布・畳べりの売り場に加え、ペット用品のコーナーも設けられ、倉敷の繊維産業の奥深さを知ることが出来ます。

(倉敷アイビースクエア 総務部 中久保 陵次 さん)
「今年は規制がなくて、非常にたくさんのお客さんが来ていただいて、非常に喜んでいただけております。倉敷の本当にいいものを手に取ってもらって、国内の繊維のすばらしさというものを知っていただけたら」

着て触って使うことで倉敷の繊維文化を楽しめる展示即売会です。「倉敷繊維考房」は今月29日まで倉敷アイビースクエアで開かれています。