新たな施設「えぞひぐま館」もオープンし「旭山動物園」にことしも注目です。
(来園した男の子)
「(ちょうどホッキョクグマの赤ちゃんが)この前テレビでやっていた」
(来園した女の子)
「シロクマです」
こどもの日の旭川市・旭山動物園、開園直後からたくさんの人が詰めかけました。
コロナ前の状況に近づく賑わいです。

特にこの春、注目を集めるのは「ホッキョクグマの赤ちゃん」と新施設「えぞひぐま館」。
その舞台裏を「もうひとホリ」します。

(旭山動物園 坂東元園長)
「ここにヒグマがいて…。川とヒグマと」
生まれてからもう少しで5か月のホッキョクグマのメスの赤ちゃん。
5日、一目見ようとたくさんの客が来ていました。

3月末、赤ちゃんがはじめて屋外に…そのデビューに飼育員たちは…。
(佐藤伸高 獣医師)
「あ!いた!(シャッター連写) きえーかわいい」


大盛り上がりの飼育員たちですが…心配なことが。
(旭山動物園 坂東元園長)
「ああー落ちる!!落ちるぞおい!」
慌てる飼育員たち。泳げるはずですが…いきなり深いプールはやはり心配です。

さらに、木の周りにある電気柵も。
(飼育員)
「電気柵だ!」
(電気柵に向かうホッキョクグマの赤ちゃん)
「(…バン!ビリビリ!)ワン!!」
(飼育員)
「触っちゃった…」
木を保護する電気柵、あらかじめ電圧を下げていましたが、ちょっとびっくりした様子です。

(旭山動物園 坂東元園長)
「40年かかったけど、ちゃんとここまでまた命がつながって、いろいろな意味で走馬灯のよう…」