宮崎県内の企業を対象にした今年1月から3月までの景気予測調査の結果が発表され、景況判断指数は、コロナ禍以降、初めて2期連続のプラスとなりました。
調査は、宮崎財務事務所が資本金1000万円以上の県内企業を対象に3か月ごとに行っているもので、今回、105社から回答がありました。
その結果、景気の受け止めについて、前回調査と比べて「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と回答した割合を引いた景況判断指数は、プラス1.0ポイントと2期連続のプラスとなりました。
これは、WBCの宮崎キャンプ効果や、プロ野球キャンプが3年ぶりに有観客で行われたことから、小売業の売り上げが前の年と比べて増加したことが要因とみられています。
宮崎財務事務所は、県内経済は緩やかに持ち直していて、今後の動向を注視したいとしています。