NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は、首脳会談を行った中国とロシアが連携を強めていることに警戒感を示しました。

NATOのストルテンベルグ事務総長は21日、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領との首脳会談について、「両国はますます連携を強めている」と警戒感を示しました。

NATO ストルテンベルグ事務総長
「中国がロシアに殺傷力のある兵器を提供している証拠はありませんが、ロシアが提供を要請し、中国が検討している兆候があります」

その上でこのように述べ、「中国はロシアに殺傷力のある兵器を提供すべきではない。提供した場合、違法な戦争を支援することになる」と中国側をけん制しました。