変形学生服市場…100億円規模だった

ドラマや漫画の影響もあって「長ラン」「短ラン」「ボンタン」など、個性を重視した変形学生服が大流行しました。


山陰菅公学生服 山木規道さん

「弊社では製造していませんが、当時は20社以上が作っていたと言われています。市場の規模としては100億円強の規模があったと言われています」

100億円強の市場規模だったという変形学生服。

その後ブレザー化が進み、ブームは終焉を迎えますが、1990年代半ばになるとヒップホップ系ファッションが台頭。

男子の間では「腰パン」など着崩しファッションが流行しました。


対照的に2000年代半ばには落ち着いたデザインが好まれるようになり、スーツライクな制服が増加。デザインや着方はいじらず、機能性が重視されるようになりました。

山陰菅公学生服 山木規道さん

「やはり私服の影響が大きいと思います。最近ですと細身のパンツが人気だったりするので、そういった私服の影響から来ていると思います」