かつて「短ラン」「ボンタン」など個性的なデザインが大流行した男子の学制服「学ラン」。実は「学ラン」を指定する学校は年々減少傾向にあって、鳥取県立米子東高校でも今春からブレザーが導入されます。こうした背景にあるのは「多様性」への対応です。学ランの「今」を取材しました。
「短ラン」に「ボンタン」、そして「腰パン」。
かつて様々な着こなしが流行した「学ラン」。今の若者の間では、どんな着こなしが流行っているのでしょうか。街で聞きました。
高校生は
「特にないと思います。制服をいじったりとかは特にないですね。生徒指導とか厳しかったりするんで」
「ないです。どれだけ快適でいられるか…体育の時、一番上のボタンを開けていたりするぐらいですかね」
最近の流行りはあるのか、米子市内の公立中学・県立高校の「学ラン」を扱っているデパートを訪ねました。

JU米子髙島屋 秋穂直子さん
「最近は以前と比べてちょっとだけ細身なものが出ています。スラックスのズボンですね、そちらの方はワンタック入ってたんですが、今はノータックになっているので、足元もちょっとスッとした感じになっています」
せっかくなので、記者もおよそ10年ぶりに試着させてもらいました。
土江諒 記者
「ご覧の通り結構細身なんですよね。ストレッチも結構効いてて動きやすいです。全然ひっかかることなく、立ったりしゃがんだりもできます」