今月、甲府市の駿台甲府高校美術デザイン科は、大手通信会社=NTTドコモと連携し、メタバースを体験できる特別授業を行いました。
授業では、1年生が現実の世界で描いた絵画をデータ化し仮想空間に展示会場を作りました。そして生徒たちはVRゴーグルをつけてメタバースを体感しました。
生徒たちは:
「本当に自分がその世界にいるような実感を覚えました」
「自分が思っていたよりもすごい世界が広がっていた」
「360度どこ見ても全く違う空間で、第2の世界というか、すごかった」
西垣友香キャスター:
このVRゴーグルをつけてメタバースの世界に入ってみたいと思います。壁にいろんな絵画作品が並んでいますね、すごい。こんなに近い距離やいろんな角度でアートが楽しめる。いつでもどこでもメタバースの世界に入れるので無限の可能性を感じます。
高校は、特別授業を通して子どもたちの将来の選択肢が増えることを期待しています。
駿台甲府高校 美術デザイン科 有野栄晟教諭:
僕が高校生の頃はこんな授業は全くなかったので、今時だなという気持ち。視野が広がってもらえればいい。
メタバースの中では経済活動も行われています。
カンジュクファーム 生駒直之さん:
メタバースってなんだっていうところで、最初はどんな感じか覗いてみる感じだった。