ウマヅラハギに電子タグをつけて放流…
研究に乗り出したのが、富山湾のウマヅラハギ研究の第一人者で、県水産研究所の研究員、瀬戸陽一さんです。

富山県水産研究所 瀬戸陽一さん:
「絶賛、研究中のウマヅラハギ(のフィギュア)です。メルカリで探しました(笑)。ウマヅラハギの回遊ってよくわからなかったんですけど、少しずつわかってきましたね」



ウマヅラハギのおでこにくくりつけられたヘッドライトのようなもの。
実は、電子タグで1時間おきに水温や泳ぐ深さが記録されます。



瀬戸さんは、このウマヅラハギたちを放流しデータを集めることにしたのです。

瀬戸さん(去年6月):
「遊泳行動および、回遊範囲、回遊ルートなどの知見を得たいと思って」


瀬戸さんは去年1月から3回に渡って、このウマヅラハギを魚津市沖で放流。電子タグには発信機能はなく、データを確認するにはもう一度、捕獲する必要があります。


