最後の卒業生「4人で卒業できてうれしい」

創立146年、石川県羽咋市立余喜小学校。6,000人以上の卒業生が巣立った思い出の学校は、この春閉校します。17日に6年生4人の門出を祝う最後の卒業式が行われました。

余喜小学校6年・松本陽向さん
「僕の6年間の思い出は運動会です。理由は、6年生のみんなで心を一つに校長先生に向かって選手宣誓を言うことができたからです」
余喜小学校6年・宮田晄太朗さん
「国語ではコミュニケーションの大切さについて学びました。この学びを将来の夢にも活かしていきたいです」
児童数の減少などにより、余喜小学校の在校生35人は4月から邑知小学校に編入します。最後の式に卒業生と在校生の声が思い出のいっぱい詰まった学び舎に響き渡りました。
余喜小学校6年・國田健悟さん
「小学校が無くなると思っていなくて、今ではもうすごく寂しいです」
余喜小学校6年・村田藍理さん
「最後の卒業式ですごく緊張感があったけど4人で卒業できて嬉しかったです」
6年間いつも一緒に過ごしてきた4人、後輩たちに見送られながら門出を迎えました。