■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™準々決勝 日本代表ーイタリア代表(16日・東京ドーム)
WBC準々決勝のイタリア戦で6番・ファーストでスタメン出場・岡本和真(26・巨人)が3回に3ランを放った。両チーム無得点で迎えた3回1死から近藤健介(29)が四球で出塁、大谷翔平(28)の三塁側に意表をついたバントがイタリアの失策も招く内野安打となり1死一・三塁。この日4番に座った吉田正尚(29)のセンターへ抜けようかという当たりのショートゴロの間に近藤が本塁に帰り日本が先制した。吉田は今大会9打点目。続く村上宗隆(23)は四球を選び、2死一・二塁としたところで6番・岡本の打席。イタリア2人目左腕、ラソーサの125キロスライダーを豪快に振り抜いてレフトスタンドへ3ランを突き刺し、リードを4点に広げた。
イタリア先発・カステラ二に、1回はヌートバーの安打と近藤の四球で無死一・二塁も大谷、吉田、村上と後続が倒れた。2回も岡本が四球、牧秀悟(24)が三振に倒れ、岡本が盗塁死。2死から右手小指骨折からスタメン復帰した源田壮亮(30)が四球で出るとすかさず二盗を決めるが甲斐拓也(30)は空振り三振に倒れていた。
先発・大谷は1人走者を出すもイタリア打線を3回まで無得点に抑えている。