「エンターテインメントで高知を元気に」最先端のテクノロジーを駆使し、ゲームやアニメーションなどのコンテンツを制作する会社が高知県香美市に進出しました。

香美市に進出したのは株式会社OUTER(アウター)。東京を拠点にエンターテインメントコンテンツを活用した企業のプロモーションなどを手がける株式会社TAMARIBA(たまりば)の子会社です。カナダから高知へ移住したクリエイター2人を中心に、最先端のデジタルテクノロジーを駆使したゲームやアニメーションなどのコンテンツを制作します。5年後には、25人以上の雇用を目標としていて、県立山田高校や高知工科大学とも連携し、デジタルクリエイターの育成にも力をいれる方針です。

(株式会社TAMARIBA 牧野晃典 代表取締役)
「エンターテインメントもテクノロジーが進化すれば、大都市集中型の時代はとっくに終わっていて、やはり地方のポテンシャルがあるところに、彼らみたいなカナダからクリエイターが移住するような機会が普通にできますし、高知や香美市とかの方が可能性もあると思うし創作意欲も沸くんじゃないかと」

(株式会社OUTER 竹内洋平 代表取締役)
「高知で何もできないから東京に行きますではなくて、高知にこんなスタジオがあるんだったら、地元に残ってデジタルの技術だったり、いろんなものを身につけてみようかなという人の受け皿に我々はなるべきだと思いますし、彼ら(クリエイター)も学生とのいろんなコラボレーションを楽しみにしている」

県ではIT・コンテンツ企業の誘致を積極的に進めています。県から補助を受け高知に進出した企業はOUTERで30社目になります。