日本サッカー協会は15日、国立競技場(東京)とヨドコウ桜スタジアム(大阪)で行われるキリンチャレンジカップ2023の2試合(24日・ウルグアイ戦、28日・コロンビア戦)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。メンバーにはカタールW杯から引き続き、レアルソシエダのMF久保建英(21)、ブライトンのFW三笘薫(25)といったメンバーが選ばれ、バングーナガンデ佳史扶(21・FC東京)ら4人が初選出となった。
会見した森保一監督(54)は「2026年W杯に向けた新たなチーム作り」と話し、去年のW杯でキャプテンを務めた吉田麻也(34)、GK川島永嗣(39)、DF長友佑都(36)、DF酒井宏樹(32)ら、ベテラン勢は今回、メンバーから外れた。
チームをけん引してきたベテランについて「非常に大きい存在感を感じていた」という森保監督。「これからのチーム作りという点において、彼らがやってくれるところは計算できる。彼らがいなくなった時にどれだけ日本の力をつけていけるかをこれからに向けて培っていかなければいけない」と理由を説明。
第2次森保ジャパンについて「今回も選ばれてもおかしくない活躍を見せてくれているなかですけどより幅広く選手層を厚くして強くして最強の日本代表を作っていけるように考えている」と続けた。
一方初選出となったのは4人。パリ五輪世代のサイドバックでガーナ人の父を持つバングーナガンデ佳史扶(21・FC東京)や半田陸(21・G大阪)。さらに三笘の筑波大時代の後輩、角田涼太朗(23・横浜F・マリノス)やオーストリアリーグ得点ランク3位と現在絶好調の中村敬斗(22・LASK/オーストリア)が名を連ねた。
初選出のメンバーについては「チャンスをもらった選手には存在感を見せてほしいと思いますし、短い中でも経験の浅い選手たちは成長してくれますので経験が彼らの成長につながるように自分の成長につなげてもらえるようになれば嬉しい」と期待した。
<スケジュール>
24日(金) 午後7時30分 対ウルグアイ @国立競技場
28日(火) 午後7時20分 対コロンビア @ヨドコウ桜スタジアム