米銀行破綻で日本に影響は?“もしも”のシナリオを考える

熊崎キャスター:
日本への影響はあるのでしょうか?


3月14日鈴木金融担当大臣「現時点で日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は低い

金融の専門家・りそなアセットマネジメントチーフストラテジスト黒瀬浩一さんによると…

黒瀬浩一氏「同じ規模の銀行破綻が相次ぐと、リーマンショック級に発展し日本にも影響を与える可能性がある」

植田次期日銀総裁は2月24日、金利を低く抑え込む金融緩和を続ける方針を表明していました。

黒瀬さんは「将来的に急速な利上げが行われた場合(今のアメリカと同じような状況になった場合)、国債保有の銀行が経営危機になる可能性」も指摘しています。

ちなみに日銀は500兆円を超える国債を保有していて、債務超過になるのかどうかというところです。

ホランキャスター:
借金が大きければ大きいほど金利が上がるとその分、利子として返す部分も多くなるので、日本もこういうことがあるのではないかということですか?

星氏:
地方銀行はそのアメリカの国債をいっぱい持っていますから、当面はないんですけど日本の金利が上がってくると国債との関係で国債よりも金利が高くなったら、国債が逃げちゃうっていう可能性があるので心配なんですけど。日本の場合、当面金利が上がるという可能性はないので、しばらくはその点は大丈夫。むしろ株価が下がって景気が冷え込むという方がとりあえず心配されることだと思います。