卵の品薄状態が続き価格が上がり続けています。

大きな要因となっているのが鳥インフルエンザ。そして今、洋菓子を販売する様々な会社では、多くの卵を使う「バームクーヘン」を一時販売休止とする事態が相次いでいます。ホワイトデーをバームクーヘンショックが直撃です。

「3月1日から生産を休んでいる状況です」。

こう話すのは、千葉県の洋菓子店「レタンプリュス」でバームクーヘンの生産・販売などを行う熊谷治久社長です。


卵をたっぷりと使い、しっとりおいしく仕上げるバームクーヘンが売りだったのですが、3月からバームクーヘンの生産を一旦中止せざるを得なくなりました。

今年1月ごろから卵が手に入りづらくなり、3月は卵の入荷量が今までの半分に減少したと言います。その理由が…

レタンプリュス 熊谷治久 社長

「鳥インフルエンザによって殺処分になってしまい、まだ卵を産めるような状況に育っていないという所が多くなっていったために卵の量が減りました。価格も上がっています」

この会社では、「液卵」と「割卵」両方を使っています。卵不足になる以前は、1週間に液卵を50キロ、割卵を1週間に30キロほど入荷していましたが、3月になり液卵の手に入る量が半減してしまったため、割卵を50キロほど仕入れることにしました。

しかし、卵自体も値上がりしているうえ、卵を割る手間とコストもさらにかかっている状態だと言います。

レタンプリュス 熊谷治久 社長

「卵に関しては、こんな状況になるのは初めてです。今ちょうどホワイトデーですけども、クッキーとかそういうものを優先させて、バームクーヘンとプリンはお休みにしています」

卵が品薄、そして価格は高騰。鳥取県米子市内のスーパーを訪れると…


小林健和キャスター

「卵の価格を見てみますと、L玉10個入りが税込み322円と、見たことのないような価格となっています」

このスーパーでは、現在Lサイズの卵10個入りで税込み322円。去年の同じ時期と比べると、100円以上価格が上がっているということです。

担当者によると、300円台に乗ることはこれまでなかったと言います。


マルイ車尾店卵担当 赤間晃人さん

「やはり鳥インフルエンザの全国的な発生、これが一番大きな要因です。当店の場合ですと、週に1回の特売とかそういった形でお客様の求めやすい価格というのを提示しています」

お客さんは

「かなり上がったので、やりくりに四苦八苦している状態です」

「子どもの弁当に卵焼きがない日もあったりで、すごく高いと思っています」