私たちの日常を一変させたコロナ禍の始まりから3年。マスク生活が大きな節目を迎えました。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、5月8日にインフルエンザと同じ「5類」へと引き下げられるのを前に、13日からマスクの着用が個人の判断に委ねられることになりました。飲食店や観光地など、人が集まる場所での対応は、果たして変わったのでしょうか?
国はマスクの着用について、これまで屋外では原則不要、屋内では会話をほとんど行わない場合などを除き、着用を求めてきましたが、13日から「個人の判断」が基本となりました。しかし、13日朝の通勤・通学の様子を見てみると…
MRO 牛田和希アナウンサー
「午前8時のJR金沢駅です。通勤ラッシュの時間帯ですが、ほとんどの人がまだマスクを着用しています。マスクを外して歩いている人は、ほとんどいません」

足早に通り過ぎる人たちのほとんどが屋外でもマスクを着け、これまでと変わらない風景が広がっていました。街の声も様々です。