3月13日(月)からマスクの着用は屋内・屋外問わず「個人の判断」に。そんな、“脱マスク”に近づいた今。コロナ禍の「流行語」を振り返ります。
この3年間、人々はコロナとどう向き合ってきたのか?コロナ禍の「流行語」の変化から読み解きます。
“withコロナ”進み…流行語は
良原安美キャスター:
その年の流行語を見るとコロナとの付き合い方がよくわかるということで、振り返っていきます。
<2020年ノミネート語>
「愛の不時着」、「新しい生活様式」、「あつ森」、「アベノマスク」、「アマビエ」、「ウーバーイーツ」、「AI超え」、「エッセンシャルワーカー」、「おうち時間」、「オンライン◯◯」、「顔芸/恩返し」、「カゴパク」、「鬼滅の刃」、「クラスター」、「香水」、「GoToキャンペーン」、「3密」、「自粛警察」、「Zoom映え」、「総合的、俯瞰的」、「ソーシャルディスタンス」、「ソロキャンプ」、「テレワーク/ワーケーション」、「時を戻そう」、「NiziU」、「濃厚接触者」、「BLM運動」、「PCR検査」、「フワちゃん」、「まぁねぇ~」
まずは2020年。ノミネート30語あったのですが、このうち新型コロナウイルス関連が15語ありました。

大賞は「3密」。他にも「アベノマスク」「アマビエ」「新しい生活様式」「GoToキャンペーン」「オンライン〇〇」などがありました。他にも「ソロキャンプ」、ゲームの「あつ森」など、なんとなくお家で楽しむ、1人で楽しむような言葉がたくさんノミネートされたのが2020年です。
まさに新型コロナウイルス一色という感じがしますよね。
<2021年ノミネート30語>
「イカゲーム」、「うっせぇわ」、「ウマ娘」、「SDGs」、「NFT」、「エペジーーン」、「推し活」、「親ガチャ」、「カエル愛」、「ゴン攻め/ビッタビタ」、「ジェンダー平等」、「自宅療養」、「13歳、真夏の大冒険」、「ショータイム」、「人流」、「スギムライジング」、「Z世代」、「チキータ」、「チャタンヤラクーサンクー」、「ととのう」、「ピクトグラム」、「フェムテック」、「副反応」、「変異株」、「ぼったくり男爵」、「マリトッツォ」、「黙食/マスク会食」、「ヤングケアラー」、「リアル二刀流」、「路上飲み」

翌年、2021年はコロナ関連ワードが減少します。5語に減りました。2020年の3分の1です。「黙食・マスク会食」「自宅療養」「副反応」「変異株」「路上飲み」という言葉がノミネートされました。
一方で、明るい話題も増加しています。
大賞は大谷翔平選手の「リアル二刀流」でした。他にも東京オリンピックがありましたので、関連したスケートボードの「ゴン攻め」「ビッタビタ」や、食べ物関連でブリオッシュの間にクリームがたっぷり入った「マリトッツォ」もノミネートされています。
段々コロナとうまく付き合ってるような、そんな様子が伺えるんじゃないでしょうか?
そして2022年です。